【デスクトップ版】「ユーザーインターフェースの拡大率」の異常表示、及び、ウェブページ(拡張機能)毎のzoom率の記録がリセットされる。
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・OS: Windows 11 Version 22H2 (Build 22621.1265)
・環境 version: 5.7.2921.63 (Stable channel) (64-bit)
1⃣ 「ユーザーインターフェースの拡大率」の異常表示
・再現手順
設定 → 外観 →「ユーザーインタフェースの拡大率」を105%以下にする。あるいは130%以上にする。・本来あるべき挙動
ブラウザツールバー上の拡張機能アイコンclickによるポップアップが正常に表示されるべき。
ブラウザツールバー上の拡張機能アイコンが一通り表示されるべき。・実際の挙動
130%以上にするとブラウザツールバー上にある拡張機能アイコン一覧を全ては表示できなくなる。
100%以下より更に低くするほど、"grt memo" ポップアップが徐々に表示されない。
95%以下より更に低くするほど、"G App Launcher (Customizer for Google)" 、"Video Speed Controller" ポップアップが徐々に表示されない。
95~85%以下の時点で、"User JavaScript and CSS" ポップアップがほとんど表示されない。
80%~70%以下の時点で、"Tampermonkey" ポップアップがほとんど表示されない。
75%~70%以下の時点で、"SimpleExtManager" ポップアップが徐々に表示されない。uBlockOrigin 及び、Stylus は最小の50%でも正常にポップアップが表示されました。
拡張機能によって表示されない「ユーザーインターフェースの拡大率」は様々です。おおよそ110%以上の拡大率であれば、ほとんどの拡張機能のポップアップは正常に表示されると思います。現状では、最も推奨できる「ユーザーインターフェースの拡大率」は事実上110%~125%の間という事になります。
Vivaldiフォーラムのページだと比較的に正常に表示されますが、Google検索ページだと更に酷くなります。実験するサイトページにもより、ムラがあります。
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2⃣ 特に拡張機能ページに於いて、ウェブページ毎のzoom率の記録がリセットされる。
・再現手順
予め、
設定 → ウェブページ →「タブ単位でズーム率を維持する」のチェックボックスを空にする。
↓
例えば、ブラウザツールバーからTampermonkeyのアイコンをclickし、「新規スクリプトを追加」をclickでエディタ画面に遷移する。
↓
遷移したら、編集ページの拡大率をマウスホイールで70%とかに調整し、念のためにスーパーリロードを行い拡大率が保持されているかどうかを確認する。
↓
chrome://settings/content/zoomLevels
をアドレスバーに貼り付け、拡張機能のページ拡大率が70%に記録されているかを念の為チェックする。
↓
例えば、更にブラウザツールバーからTampermonkeyのアイコンをclickし、更に「新規スクリプトを追加」をclickで、更にエディタ画面に遷移する。
↓
ページ毎のブラウザzoom率が「ウェブページの既定の拡大率」にリセットされており、chrome://settings/content/zoomLevels ページからも設定内容がリセットされている。・本来あるべき挙動
現行のChromeやEdge同様に、拡張機能のページ拡大率も拡張機能ごとに保持されるべき。
そのための、「タブ単位でズーム率を維持する」のチェックボックスを空にする効果だと解釈しています。・実際の挙動
「タブ単位でズーム率を維持する」のチェックボックスを空にしているにも関わらず、(特に拡張機能の)ページ毎のブラウザzoom率が「ウェブページの既定の拡大率」にリセットされており、chrome://settings/content/zoomLevels ページからも設定内容がリセットされている。 -
報告ありがとうございます
まず、① に関してですが、こちらの環境(windows、macOS共に)では再現には至らず、いずれの拡張機能も正常に表示されました。
もしお使いの場合、スナップショットでも本件が再現できるかを確認いただくことは可能でしょうか?
また、新規プロファイルにて同様のセットアップでも再現できるかを確認いただけると助かります。② に関しては、テスト後またお知らせいたします。
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②に関して追記です。
本件は私の環境でも再現ができましたので、社内へ報告を挙げさせていただきました。 -
@ahojo
②に関して、よろしくお願いします。①に関してです。
新規プロファイル(2023年3月14日に作成した)からのスクショです。まず、ユーザーインターフェース100%拡大率での正常なポップアップの様子です。
User JavaScript & CSS (100%)
Tampermonkey (100%)
_________________________続いては、ユーザーインターフェース85%および60%拡大率での異常なポップアップの様子です。
User JavaScript & CSS (85%)Tampermonkey (85%)
Tampermonkey (60%)
grt memo や SimpleExtManager は新規プロファイルだと、ユーザーインターフェースの拡大率80%でも正常に表示されましたが、最初のプロファイルだと100%ぽっきしでも表示しきれません。
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@ahojo
_____続いては、新規プロファイルではない方のプロファイルでのスクリーンショットです。
・ユーザーインターフェース拡大率110%の正常な方
grt memo (110%)
SimpleExtManager (110%)
_____
・ユーザーインターフェース拡大率70%の異常な方
grt memo (70%)
SimpleExtManager (70%)
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Vivaldiのプライバシーとセキュリティの広告ブロックレベルはいずれも「ブロックなし」で検証しています。
ChromeやEdgeやSlimJetやBraveやCentブラウザーなどなどではこんな異常表示にはなりません。
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ひとつ更にわかったことがあるのですが、
設定 → 外観 → 「ユーザーインターフェースの拡大率」
及び、
設定 → ウェブページ → 「ウェブページの既定の拡大率」
は因果関係があります。
_____"G App Launcher (Customizer for Google
)" の場合だと、
例えば、
ウェブページの既定の拡大率を70%にし、
ユーザーインターフェースの拡大率を110%にすると、
拡張機能ポップアップの余計な余白が継ぎ足されてしまいます。ポップアップcontents幅が極端に伸びてしまいます。
_____例えば、
ウェブページの既定の拡大率を110%にし、
ユーザーインターフェースの拡大率を70%にすると、
拡張機能ポップアップの表示されるべき要素が表示しきれなくなります。ポップアップcontents幅が極端に縮んでしまいます。
_____例えば、
ウェブページの既定の拡大率を110%にし、
ユーザーインターフェースの拡大率を110%にすると、
ポップアップが正常に表示されやすくなります。
「ユーザーインターフェースの拡大率」と「ウェブページの既定の拡大率」の差分があるほどに、ツールバー上のポップアップ表示が多すぎたり少なすぎたり、因果関係が相互にあります。
追記:
また、従来のプロファイルでも、2023年3月15日以降に作成したプロファイルでも同事象を確認しました。 -
返答・詳細の共有、ありがとうございます
その後も私の環境では再現に至りませんでしたので、テスターチームへテストの依頼を挙げさせていただきました。 -
WINDOWSを初期化してVivaldiをインストールし、再確認してみると、
①「ユーザーインターフェースの拡大率」と
②「ウェブページの既定の拡大率」の差を広げるのと、
③ 更に「タブ単位でズーム率を維持する」のチェックボックスも外す必要があるのかもしれません。それで再現できると思います。
例えば、
「ユーザーインターフェースの拡大率」110%にし、
「ウェブページの既定の拡大率」70%に設定しました。
その状態で、更に「タブ単位でズーム率を維持する」の
チェックをつけると正常に表示され、
チェックを外すとスクショのように異常表示になりました。 -
返答ありがとうございます
確かに上記の設定を変更することで再現ができました。
社内へ追加で報告しておきました。 -
有難うございます。