【デスクトップ版】特定ページにてメモリ・CPU使用率が急増し、クラッシュする場合がある
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概要
一部のAWS料金ページを開くとメモリ使用量・CPU使用率が急増します。
https://aws.amazon.com/jp/rds/sqlserver/pricing/?nc=sn&loc=4
https://aws.amazon.com/jp/rds/postgresql/pricing不具合発生当初の報告
2022/04/27の18:00頃に開くとメモリ使用率が4.0/7.9GB程度に増え、後にVivaldiがクラッシュしました。
履歴を確認すると
- https://c0.b0.p.awsstatic.com/#/rds/sqlserver-reserved-instances-plan?nc=sn&loc=4
- https://c0.b0.p.awsstatic.com/#/rds/sqlserver-reserved-instances-plan?nc=sn&loc=4?nc=sn&loc=4
- https://c0.b0.p.awsstatic.com/#/rds/sqlserver-reserved-instances-plan?nc=sn&loc=4?nc=sn&loc=4?nc=sn&loc=4
- https://c0.b0.p.awsstatic.com/#/rds/sqlserver-reserved-instances-plan?nc=sn&loc=4?nc=sn&loc=4?nc=sn&loc=4?nc=sn&loc=4
- (以降も増分がクエリ「?nc=sn&loc=4」の履歴が続く)
と同じページのクエリがループしたような履歴が画面を占めていました。厳密なページ数は確認できておりません。
Microsoft Edge, Firefoxで同じページ(sqlserver/pricing)を開きましたが、クラッシュするほど高負荷にはなりませんでした。
このとき確認していたところはWindowsのタスクマネージャーとVivaldiの履歴ページのみでした。
不具合調査結果
2022/04/28 11:00頃、改めて不具合報告のためアクセスしてみましたがクラッシュするようなことはありませんでした。しかし負荷が急増し、昨晩同様の履歴一覧となりました。
履歴ページのスクリーンショットを添付いたします。調査環境
Vivaldi version
Vivaldi 5.2.2623.39 (Stable channel) (64-bit) 変更履歴 7f746bbf476fa04bef613c17de5efe0009d1b682 OS Windows 10 Version 21H2 (Build 19044.1645) JavaScript V8 10.0.139.15 ユーザーエージェント Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/100.0.4896.133 Safari/537.36
Chrome version
Google Chrome 100.0.4896.127 (Official Build) (64 ビット) (cohort: Stable) 変更履歴 ff0d0695743e65305d7194f9bd309e5e1c824aa0-refs/branch-heads/4896_88@{#4} OS Windows 10 Version 21H2 (Build 19044.1645) JavaScript V8 10.0.139.15 ユーザー エージェント Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/100.0.4896.127 Safari/537.36
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Vivaldi起動時に
--enable-logging=stderr --v=1
と指定したときのログです。
このファイルは一部フォルダ名など、個人情報と思しき部分を伏せる処理を施しております。ご了承下さい。
https://www.dropbox.com/s/30ybev5igpg0xjk/logging-vivaldi.txt?dl=0devtoolのコンソールログです。
https://www.dropbox.com/s/bq5ccciy2mbg595/aws.amazon.com-1651113478460.log?dl=0 -
報告・詳細情報をいただき、ありがとうございます
ログと共に本件をテスターチームへ共有させていただきました。 -
2022/06/10現在、まだ修正されてないようです。
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こちら、Chromium 側で起こっていた問題のようで、チームの方でしばらく進捗を追っていましたが、最新版 5.5 においては再現ができませんでした。
よろしければサイトお試しいただき、現在もなお発生するようであればお知らせいただければと思います。 -
すみません、確認遅れました。
CPU使用率などは確認していませんが、履歴については報告していたようなループしたクエリによる汚染のような現象はありませんでした。
調査・検証していていただきありがとうございます。 -
なによりです
再発するようでしたらまたいつでもお知らせください!