Figmaでの不具合
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もしかしたら「不具合」というのは適切ではないかもしれませんが、他に適当な場所が見当たらなかったので、一旦、不具合報告に投稿します。
Figmaというオンラインのデザインツールを使っているのですが、
https://www.figma.com/filesVivaldiだと、パスの編集をしたりすると描画が微妙に固まるなど、挙動がおかしくなるようです(言語化しづらい症状で申し訳ないです)
再現手順としては
- Figmaで任意のファイル(デザインファイル)の編集画面を開く
- ベクターツールなどで適当なパスを書く
- そのパスの編集モードにしたり、拡大縮小、スクロール操作などをすると、表示が固まったような挙動になる
- 操作はできるが表示処理が追いついていないような症状
- トリガーがなんなのかよくわからないですが、急激な拡大やスクロールなど処理が重くなるような操作がトリガーになっているような気もしないでもないです。(はっきりせずすいませんが)
念の為、GIFでスクリーンキャプチャを貼っておきます。
※ドラッグ操作をしても選択範囲を示す四角がでてこなかったり、スクロールしても表示処理が追いついていないような感じでカクつく様子
Chromeなど他のChromiumブラウザでは再現せず、
またFigmaの公式のフォーラム(Spectrum)では、基本的にVivaldiは動作対象外という扱いで取り合ってもらえず、ひとまずここに記載しました。Stable 2.3 でも Snapshott 1488.4 でも症状が再現し、
OSはmacOS 10.14.3 (18D109)です。 -
また、上記の表示の問題と関係しているかどうかわかりませんが、
FigmaでPCのローカルにあるフォントを利用できるようにする、Font Installers があるのですが、
https://www.figma.com/downloads/これをインストールしても、Vivaldiだとインストールされていることが認識されないようでした。
やはり開発側で動作対象外という扱いなのかもしれませんね…
デスクトップアプリも提供されているので、おとなしくそちらをつかったほうが良いのかもしれませんが、
ブラウザからだと機能拡張などが使えるというメリットがあり、
またそのために複数のブラウザを立ち上げたくない、という自分の勝手な都合もあって、Vivaldiでもちゃんと動くといいなぁという想いで、念の為ポストさせていただきました。Figma側の問題の可能性もあるので切り分けは難しいと想いますが、
もし、原因になりそうな修正や問題などがありましたら、参考までにご教示いただけると幸いです。 -
@nibushibu ご報告ありがとうございます!再現したと思います。(確かにChromeより動きがぎこちなかったです)
Font Installersに関して、再現手順、本来の挙動と実際の挙動をお聞きして良いでしょうか?(インストールしてみましたが、VivaldiとChrome間でフォントに関して何がどう異なるか分かりませんでした。)
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@Takaaki かなり特殊なシチュエーションのご報告にもかかわらずご確認ありがとうございます。
Font Installersですが、再現手順・期待される挙動としては
再現手順
- FigmaのAccount Settings(最初のファイル表示時の左上メニューから)を表示
- Font Installers をダウンロードしてインストール
- ブラウザを再起動して再度FigmaのAccount Settingsにアクセス
期待される挙動
Font Installers がインストールされていれば、上記のAccount Settings画面でFont Installersのダウンロードボタンが、Uninstallerのダウンロードリンクに変わる(Local fonts are enabled. You have xxxx fonts available in Figma.
というコメントが表示される)実際の挙動
インストール前と同じFont Installersのダウンロードボタンが表示され、ボタンの上には、Local fonts are currently not enabled
と表示されるという感じです。
FigmaはWebサイトとは別にアプリもありまして、最近作業はそっちでやるようにしていて、Vivaldiでのアクセスはちょっとしたコメント投稿だけとか、あまりVivaldiで主たるFigma作業をしないようにしているのでひとまず大きな問題にぶつかってはいないのですが、
同じChromium系でも挙動や性能に差がでるのはなぜなのかなと思っているところもあり、
もし、これがなにかの改善の参考になるのであれば幸いです。 -
@Takaaki ちなみに、あまり関係ない話かもしれませんが、
Figmaには、デザイン要素の位置などの数値を、ドラッグ操作で変更できる(数値入力欄でalt+左右ドラッグ)という機能があるんですが、
その操作が、Pointer Lock APIが使えないとエラーが起きて操作ができなくなる、という問題がありまして、その当時、ChromeはPointer Lock APIに対応していたのですが、
Vivaldiはセキュリティ上の都合?などで無効化されいたのか、Pointer Lock APIが使えず、
Chromeでは大丈夫なのにVivaldiで操作すると固まったりする、という問題がありました。そういったVivaldi側で無効化しているような機能が影響しているのか…?と勝手に予想しています。。
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また、この問題は以前のFigmaのバージョンでは発生していませんでした。
ちょっとはっきり記憶指定いないのですが、Stableバージョンが2.3になったくらいの時に、急にStable版でもSnapshot版でも発生するようになりました。なにかしらFigmaのサービス側での変更が合ったという可能性もありますが、念の為参考情報でした。
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Vivaldi 2.5.1525.4 (Official Build) (64-bit)
macOS 10.14.4今日上記の環境で確認したところ、FigmaのFont Installersはちゃんとインストールされている表示になりました。
また、動きが遅くなる件も、下記の機能拡張でChromeのUAを偽装してFigmaにアクセスすると、遅延なく操作できるようです。
https://mybrowseraddon.com/useragent-switcher.html※
UA偽装をしないでVivaldiのデフォルトのUAでアクセスすると、程なくして、同じ描画遅延のような症状が起きました。
もしかすると、Figma側がUAを見ていなにかChrome用の最適化処理などをしているのかもしれません(想像) -
@nibushibu 調査と情報アップデートありがとうございます、大変助かります!UAを変えることでレスポンスが変わるのは興味深いですね。
こちらのUAで試してみました(現時点でのMac最新安定版)が、確かにChromeと同じような動きになった印象です。Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_14_4) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/74.0.3729.108 Safari/537.36
Vivaldi側で対応可能かは未定です。一旦、未解決としてオープンにしておきますね。
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@nibushibu 2.10からChromeのUAとなったため、本件は解消している可能性があります。簡単にFigmaを操作してみたところ、十分スムーズであるように感じます。よろしければ、ご確認ください
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@Takaaki ありがとうございます!
以前は、機能拡張で UA 偽装していましたが、Chrome と一緒のUAになったということでUA偽装は必要なくなりそうです。
ご報告ありがとうございます!