【デスクトップ版】Vivaldi 起動後デスクトップ上の全てウィンドウの操作ができない
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Vivaldi デスクトップ版 64bit版
環境
Windows11 Professional 24H2
CPU Ryzen 9 5950X
RAM 128GB
GPU RTX 2080 Ti
Vivaldi 7.5.3735.44 (Stable channel) (64-bit) (以前から存在する不具合です)再現手順
Vivaldiの起動時1~2秒後。本来あるべき挙動
起動直後から(CPU負荷が軽いにも関わらず)ウィンドウの移動などの操作不可が起こることがない。実際の挙動
Vivaldi起動後、CPU使用率が10%程度であるにも関わらず、Vivaldiを含めデスクトップ上のウィンドウ全てが、Vivaldi起動時の一定の処理(恐らくプロファイル関係の処理)が終了するまでウィンドウの移動などの操作ができない。Vivaldi起動1秒程後、Vivaldiのプロセス内で一定時間ウィンドウ操作を止める処理が走ります。
一定時間はプロファイルに依存すると思われ、ゲストプロファイルですと一瞬です。
この間、Vivaldi以外のウィンドウ操作もできなくなります(ゲストプロファイルですと一瞬ですのでこの現象の把握は困難で、現実的には無理でしょう)。
CPU使用率グラフを観測すると、4スレッド程使用しているようですが、バケツリレーのように同期的に処理をしています(同じ理由で10秒程止まるメインプロファイルでのみ目視できます)。ゲストプロファイルですと一瞬で終わるためかウィンドウを移動していても瞬引っかかる程度です。
ですが、問題はこの処理が重いことではなく(10秒程止まるメインプロファイルでも全スレッド平均ではCPU使用率は10%程度です)、Vivaldi以外のアプリケーションも含め、ウィンドウ操作が出来なくなるところです。
CPUリソースに余裕があるならウィンドウ操作が止まる時間を一瞬でも作らない方がよいと思います。この起動時の処理は、VivaldiのフォームやOSの、ウィンドウ操作に関するイベントループから独立していないスレッドで行われているかもしれません。
確認お願いできますでしょうか。メインで使用しているプロファイルですと、10秒程止まりますが、この問題の対策ができればプロファイル関係なく止まらなくなると思われます。
(この起動時の一定の処理にウィンドウを閉じる操作による中断処理を追加する必要はあると思いますが)参考:Vivaldi以外のウィンドウ操作は、ALT+TABでタスク切り替えをするとできるようになりますが、Vivaldiのウィンドウ操作はこの起動時の処理が終わるまでできません。
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追記です。
(GPU再生支援を使わずに)動画再生をしながらこの状態を引き起こした時、動画再生はそのままコマ落ちせず続きましたので、OS全体が負荷過大で処理が重くなっているというわけではなく、その影響はウィンドウ操作に限られると思われます。
「10秒程止まる」というのは、メインプロファイルにてVivaldiを起動した際にウィンドウ操作不能となる時間の事を言っています。
不具合報告の規定には反しますが、現象の性質上記載しました。
ゲストプロファイルでは「一瞬だけ止まる」ということになります。止まるのが一瞬であっても問題と考える理由は、CPUリソースに余裕があるならウィンドウ操作が止まる時間を一瞬でも作らない方がよいと考えるためです。
特に、他のアプリケーションのウィンドウ操作も止まる所は大きい問題だと考えます。
「ウィンドウ操作ができない」の定義について。
・ウィンドウの移動・最小化・最大化・終了・ウィンドウサイズ変更・ALTキーによるメニュー表示・クリックによるメニュー選択などができなくなる(テキストボックスへの入力はできるようです)。
・ウィンドウ内の表示処理が行われていればウィンドウ内の表示更新は継続する。 -
@JnineJnine さんこんにちは。
ちょっと聞いたことのない現象ですね。
ダウンロード履歴や閲覧履歴が多いケースでの起動時のフリーズは見かけるのですがそれとは違う印象を受けます。
ただこのままだと再現確認は難しいように思います。不具合報告ガイドを確認してトラブルシューティングはされましたか?
試しに Vivaldi のショートカットに
vivaldi.exe --disable-extensions --disable-gpu
のように拡張機能と GPU アクセラレーションを無効化するオプションを付けて起動すると変化はありますか?またウイルス対策ソフトに Windows セキュリティ以外のサードパーティ製の ESET やウイルスバスターなどは使われていますか?
使われている場合、無効にするかアンインストールによって現象の変化はありますか? -
@Temp99 さんこんばんは。
対応ありがとうございます。
不具合報告ガイドは確認しております。
拡張機能はすべてオフで再現しました。ウィルス対策ソフトはWindows セキュリティのみです。
vivaldi.exe --disable-extensions --disable-gpu
で(普段のメインプロファイルで)起動してもウィンドウ操作に関する挙動は同じです。CPU使用率は60%前後まで上がるようになりました(vivaldi:flagsでGPUアクセラレーションの設定をしているのですが、以降通常起動でも同様の挙動になりました。GPU設定は変わっていないようですが)。
この時、ウィンドウ操作が可能になった後(以降は問題なく操作可能)もCPU使用率は60%程あり、一桁に落ち着くまで20秒程かかり、Vivaldi終了時にも10秒ほどCPU使用率が上がります。
起動時に表示するページは最小限の記述の空白のhtmlファイルにしています(HTML/HEAD/TITLE/BODYタグのみの16行)。vivaldi.exe --disable-extensions --disable-gpu --guest
にてゲストプロファイルで起動すると、ウィンドウ操作できない時間が50秒~60秒に伸びます。 -
また、ゲストプロファイルで起動→終了した後にもう一度通常起動すると「どなたが使用していますか?」のウィンドウが表示されますが、表示後すぐにウィンドウのタイトルバーをマウスカーソルで掴んで移動していると一瞬ウィンドウが引っかかるような動きがあります。
(判断が難しいですが)、そのタイミングですぐに他のアプリケーションウィンドウを動かした時にも引っかかりがあるように見えます。起動時「どなたが使用していますか?」プロファイルを指定した場合はそれ以降ウィンドウ操作ができなくなることはありませんが、Vivaldiを元のプロファイルで再起動すると、それ以降はまた起動時10秒ほどウィンドウ操作ができなくなります。
これはVivaldiのプチフリ(プチフリーズ)としてしばしば聞く現象と同じなのではないかと考えています。
正常動作するVivaldiで起動後すぐにVivaldiのウィンドウタイトルバーをドラッグして10秒程移動し続けたときに一瞬止まるような引っかかりはありませんでしょうか。
もしあるなら、更に可能であり、可能性があると考えられるなら、その引っかかりがウィンドウ操作のイベントループを止めていないか(止めるような構造になっていないか)確認していただけませんでしょうか。 -
vivaldi.exe --disable-extensions --disable-gpu
で一度起動し、終了した後、Vivaldi通常起動時もCPU使用率が60%程に上がるようになった件、起動時にスタートページを表示するように変更しても同様でした。
CPU(Ryzen 9 5950X)の全32スレッドとも使っています。この挙動も変ですね。
それ以前は10%程度でした。 -
訂正します。
もしあるなら、更に可能であり、可能性があると考えられるなら、
→もし引っかかるような現象があるなら、更に検証が可能であり、不具合の可能性があると考えられるなら、
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こちらの環境では起動時の CPU 使用率は最大でも 20%弱なのでおかしいですね。
どこか別のフォルダにスタンドアローンインストールで確認してみて下さい。
それでも CPU 使用率が高いならシステム的な問題・相性なども考えられます。
描画関係ということで GPU ドライバを最新版にするかダウングレードして相性のいいドライバを見つけて下さい。スタンドアローンインストールで CPU 使用率が普通ならプロファイルの問題なんでしょうが
--guest
で CPU 使用率が高いのが妙ですね。
vivaldi:flags でなにを変更されていますか?
不具合の元になることがあるので差し支えなければリセットしてみて下さい。 -
@Temp99 さん
CPU使用率に関しては元に戻りました。
現在は起動時平均10%程です。
10%ですが、Vivaldi起動後しばらくウィンドウが移動できなくなるのはそのままです。Vivaldi起動時のCPU使用率が60%程になった時もディスク使用率とイーサネット使用帯域もモニターしていましたが特に負荷が上がっている状況は見当たらなかったのですが、CPU使用率に関しては私の環境が原因の可能性が高そうです。
現在はvivaldi.exe --disable-extensions --disable-gpuで起動しても同様に10%程度で、ウィンドウ移動できない時間も10秒程です。
vivaldi.exe --disable-extensions --disable-gpu --guestでも10%程度ですが、ウィンドウが移動できない時間が伸びるのはそのままです。
ウィンドウ移動ができないのは恐らくプロファイル読み込み処理時だと思うのですが、なぜか時間が伸びてしまいます。--guest起動の後の通常起動で開く「どなたが使用していますか?」(プロファイル管理画面)ウィンドウが開いてすぐに移動させていると一瞬引っかかるだけという動作もそのまま。
ユーザー1をクリックすると元の動作(CPU10%だが10秒程ウィンドウ移動できない)に戻ります。
「どなたが使用していますか?」でウィンドウ移動が引っかかるタイミングより前に「ゲストモード」を選択し、すぐにそのウィンドウを移動させ続けると、一瞬引っかかるだけという動作になります。
「どなたが使用していますか?」でウィンドウ移動が引っかかった後に「ゲストモード」を選択すると、ゲストモードで開いたウィンドウをすぐに移動させ続けても引っかかるような動作はありません。予想ではプロファイルを読み込んでいるときにウィンドウのイベントループが止まっていて、通常は一瞬で読める為一瞬引っかかるだけで済むのですが、読み込みに時間がかかるとその時間だけウィンドウ移動などの操作が出来ない時間が長くなるという状況なのではないかと思います。
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「どなたが使用していますか?」と表示されるウィンドウはプロファイル管理画面だと思いますが、プロファイルを作成するためのメニューが見当たりません。
新規にプロファイルを作って試してみたいのですが、「追加」ボタンがないようです。
それと、今気づいたのですが、設定項目中のプロファイル管理ボタンがアドレスバーの所でなく、一般>起動の所にありますね。
プロファイル読み込みで引っかかる理由はこの辺かもしれません。
(データずれ?何度もバージョン更新をしていますが、この状態で固まってしまったのでしょうか?プロファイル読み込み処理に時間がかかる現象自体はこれが原因かもしれませんね) -
新しいプロファイルですがデフォルトではアドレスバーの一番右にあるアイコンから
プロファイル管理 → プロファイルを追加 で作れます。
おそらくカスタマイズで消したのだと思いますので追加してください。
設定の方にないのはおそらく不具合です。
【デスクトップ版】新規ユーザープロファイルを作れない | Vivaldi Forum -
データアドレスずれがあるとすると何が起こってもおかしくありませんので、このVivaldiで起こっている問題を検証しても意味はありませんが、他のPCの正常なVivaldiでも起動時のウィンドウ移動が一瞬引っかかる動作はあるので、ウィンドウイベントループがらみの話はあり得る話だとは思っています。
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@Temp99
まず、設定項目がおかしくなっている可能性があるのと、プロファイル管理画面にプロファイル追加ボタンが存在しない所で引っかかっています。
一つ質問します。
一般>起動メニューにプロファイル管理ボタンがあることは問題ありませんでしょうか? -
私の環境がおかしくなっている可能性があるので、Vivaldiをアンインストール→再インストールで、プロファイルや設定が維持されるならやってみようと思っています。
やってみましょうか?
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はい、ありますが上で言った通り現在おそらく不具合でプロファイルを追加するボタンなどがなく作れません。
デフォルトに存在するアドレスバーの一番右のアイコンから新規プロファイルを作ってください。
アドレスバーを右クリックからカスタマイズで追加するか「初期状態に戻す」かすればプロファイル管理アイコンが配置されるはずです。Vivaldi をアンインストール→再インストールはプロファイルが原因なら意味はないですが、まれに Vivaldi のプログラムファイルが原因ということもありますね。
まあアンインストールされるならプロファイルをバックアップされてからの方がいいでしょう。
ただアンインストール時にプロファイルを削除するか選択があったとは思います。 -
@Temp99
設定メニューに関してはバージョン7.5.3735.44の問題ということですね。プロファイル作成はアドレスバーの空白右クリック→ツールバーをカスタマイズ でユーザーアイコンを追加してから、そこのプロファイル管理ですね。
こちらには表示されることを確認しました。ありがとうございます。
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新規プロファイルで起動時の挙動を確認しましたが、やはり起動後1~2秒後程にウィンドウ移動ができない瞬間(1秒未満の微小時間なので移動が一瞬引っかかるように見えるような動きです)がありますね。
環境関係なくプロファイルの読み込み処理時にウィンドウイベントループが止まっていそうです。プロファイルが肥大化した時に起動に時間がかかる事とCPU処理が重くなる(5950Xですと実際は全体で10%程度です)事は良いのですが、その間にウィンドウを動かせない(最小化・最大化・終了もできない)のはできれば避けてほしいと思います。
CPU使用率を観測した限りでは、プロファイル読み込み時に4スレッド程使用していて、並列処理が非同期で行われていない(もしくは論理的に非同期にできないのかもしれません)ように見えます。
この4スレッドが恐らくプロファイル読み込みで、ウィンドウイベントループを止めている可能性がありそうです。この処理にウィンドウ操作がバッティングするのであればあえて止めるような構造になるかもしれませんが、URLを指定してVivaldiを起動すると、サイトが表示されてからこの処理が開始するようです(プロファイル内容はサイトの表示に影響しそうですが…)。
この場合、ウィンドウが移動できなくなっている間も表示内容をスクロールすることはできます。
恐らくバッティングを考慮して敢えて止めているわけではないと思います。また、この処理が開始する前はウィンドウの移動もVivaldiの終了もできます。
(もし起動直後ですと、軽いプロファイルでウィンドウ移動が引っかかる検証は不可能でした(^-^;)